実は俺、韓国の女優『ペ・ドゥナ』さんのファンなんだ。『リンダリンダリンダ』は俺のお気に入りの映画の1つなのだけど、その中でガールズバンドのボーカル、韓国からの留学生のソンさん役で出演していたのが彼女だと気づいたのは『復讐者に憐れみを』も『頑張れ!グムスン』も観た後だった。彼女ほど役柄によって印象が変わる人ってそういないんじゃないかな。いい女優さんだと思う。
そのペ・ドゥナさん、『空気人形』ではいきなり全裸で登場する。空気人形とは、もしやと思っていたけどやっぱりそうだった。ストーリーの方は、空気人形が心を持ってしまう、というキャッチコピーから、ファンタジーかと思っていたら、結末はちょっと想像外の展開だった。韓国の映画っぽい展開のように感じたのは俺だけ?。都会に暮らす人々ってこんなにも虚無感を持っているんだろうか。オダギリジョーさんが人形師役で登場してます。