2010年9月30日木曜日

五色ケ原

山岳 2日目。朝5時30分起床。寿さんに朝食を準備していただく。外はあいにくの雨と霧。6時30分。お昼の弁当を貰い、明後日また来ますとあいさつし、『ロッジ立山連峰』を出発する。最初の目的地は『五色ケ原山荘』。視界は100~200mくらいか。景色が全く見えない中、男2人は黙々と山を登る。このコースは十数年前、3代目平蔵さんに連れて行っていただいて以来だ。今回は自分が後輩の淳さんを連れている。そんなことを想いながら山を登る。
佐々成政が厳冬に超えたといわれる『ザラ峠』。相変わらず視界は全くなし。雨も降っている。唯一、標柱の案内文字だけが、ここがザラ峠であることを教えてくれるのだった。稜線は風が吹く。少し寒い。
11時30分。『五色ケ原山荘』に到着。約5時間歩いた。しかし、最後の鷲岳の登りはきつかったな。玄関前で、まごまごしていると、ご主人から「早く中に入られ。」と声をかけていただく。雨具を脱ごうとするが、手がかじかんでいて思うように脱げない。歩いているときは、わからなかったが思った以上に体が冷えていたのだ。靴もずぶぬれになっていた。ストーブにあたらせて貰い、持ってきたお弁当を開いていると、ご主人が、「食べられ」といって、温かいうどんを持ってこられる。感激しながらいただいた。しばらく、ご主人と話をする。なんと、主人の弟さんは僕と中学の同級生だったことがわかる。一気に距離が縮まった。ここは夏に来れば、お花畑の奇麗なところだ。その頃、また仲間と来てみたいと思った。

平乃小屋

13:00五色ケ原を今日の宿泊地『平乃小屋』へ向かって出発。『平乃小屋』の主人、覚さんは中学の同級生だ。もう随分会っていない気がする。再会が楽しみだ。川の跡のような道を軽快に歩く。下りだから苦しくない。峠で休憩。黒部湖が見える。雨もやっと止んできた。五色ケ原の主人は2時間で行くよ。と言っておられたが、結局2時間30分かかって到着。
小屋の前で写真などを撮っていたら、覚さんの奥さまが迎えに出て来られた。ブログ用の写真を撮ってました。とは言えず、ちょっと恥ずかしかった。^^;ペンションのようなおしゃれな建物だ。築9年だという。小屋の主人、覚さんと再会。覚さんは昔と変わっていない。引き換え、自分の風貌は随分変わっているようだ。ずぶぬれの雨具や靴を脱げるだけでありがたい。淳さんと缶ビールをいただく、覚さんはコップ酒をずっとやっている。足の甲を痛そうにしているので、もしやと尋ねると「痛風」だという。仲間である。^^;そればかりか、数週間前まで、腸の調子が悪く、入院していたのだという。退院後、リハビリのつもりで、ここから五色ケ原山荘まで行ったが1時間45分かかったと言っている。それもゴム草履で。超人である。覚さんは『平の渡しの』船長でもある。1人だから、入院するのも大変だったらしい。
失礼ながら宿泊客はそんなにおられないのでは、と思っていたのだが、この日は15名程の宿泊で山小屋は賑やかだった。年齢層も広く、常連客さんも多い。ロケーションもさることながら、夫妻の人柄で人が集まって来られるようだ。覚さんはずっとコップ酒を片手に、お客さんと話をする。山小屋の主人との会話もここの魅力なのだ。
覚さんの会話の守備範囲は相当広い。山登りの話、岩魚の話はもちろん、地層、植物、野菜の栽培、料理法、熊、蜂など動物、昆虫の生態、船舶などの動力などなど…話題がつきることはなかった。遭難救助の経験の話もたくさん聞かせてもらった。ランプと薪ストーブのリビングでいただく奥さまの手料理もすごく美味しかった。夫婦2人だけの営業だから、本当にアットホームな感じの山小屋だと思う。明日の朝も早いので、この日も早々に床に就いた。
翌朝、7時出発。下山したら、今度は地元で会おうと約束し、我々は黒部ダムへ向かって出発したのだった。奥さまが最後まで手を振って見送ってくださった。ありがとう。

ロッジ立山連峰

今日の宿泊地『ロッジ立山連峰』へ到着。ここの主人は、このブログで時々紹介しているナイスガイ悦さんの同級生、寿さんなのだ。実は先週、たまたま山を下りておれれた寿さんと職場の廊下で偶然会っていた。一週間ぶりの再会となった。ここを宿泊地に決めたのは寿さんの人柄もあるが、お風呂がいいのだ。

宿帳を記入して、早速お風呂へ入ることにする。『極楽の湯』とあるが、お湯は地獄谷から引いているのだった。お湯は透明でかけ流しだ。ちょうどぬるくない程の温度でじっくり湯船につかった。湯船から外の景色も見える。本当に極楽だなあ。

風呂から上がってビールを飲む。夕食が待ち遠しい。我々の他に宿泊者は大学生風の4人だけのようだ。寿さんが調理した夕食。山小屋でこんな料理を食べられるなんて、ありがたいことだと思う。今日はもう何もすることがないからと、本棚にあった漫画を3冊持って部屋へ。布団の中で漫画を読み始めると、すぐに睡魔が来て眠ってしまった。

立山室堂~雷鳥沢

今日から2泊3日の行程で山岳方面での仕事。相棒の後輩淳さんを途中で拾い、立山駅10:00発のケーブルカー~高原バスを乗り継いで室堂へ。お昼には少し早かったが立ち食いそばを食べる。『立山雲上そば』。とろろを雲に見立てている。時代はやはりクラウドなのか^^;。

外へ出てみると、あいにくの曇り空だった。やはりクラウド(もういいか^^;)。さっそく仕事に取り掛かる。自然保護センターには4代目平蔵さんが観光案内をしておられる。久しぶりに再会し、あいさつをする。今日は室堂近辺の山小屋などを訪問するのが仕事だ。周辺と言っても雷鳥沢まで行くので結構時間がかかる。約3時間で本日の業務を終える。
途中にある『地獄谷』の案内看板。これを書いた方は『ヤッターマン』世代に違いない。と思う。遠くに今日の宿泊予定地の雷鳥沢『ロッジ立山連峰』が見える。

2010年9月26日日曜日

煙突掃除

お彼岸過ぎると一気に寒くなってきました。久しぶりの休日。薪ストーブの煙突掃除などして一日が終わります。今年は鳥の巣がなくてよかった。^^;
明日から2泊3日の行程で山岳方面へ行きます。立山室堂(泊)~浄土山~五色ケ原~平の小屋(泊)~黒部ダム~室堂というコース。後輩の相棒もいて気をつけて行ってきます。あっ、一応仕事です。^^;

おにいちゃんのハナビ

久しぶりの映画館。先の研修で一緒だった新潟県小千谷市の友から「今週末、地元を舞台にした映画の封切りがあるので観てね。」との案内があり、それが『おにいちゃんのハナビ』。なんと富山で上映されていないというトホホな県なので金沢市へ行きました。^^;ストーリーは、自閉ぎみだった兄が難病で亡くなってしまった妹のために花火を上げるという、いわゆる難病で死んじゃう系のものですが、泣いてしまいました。それも、号泣ですよ。TT) 家族思いでしっかりものの妹と、妹が亡くなったあと妹や家族に応えようとがんばるお兄ちゃんの姿が丁寧に描かれていて、それがラストの花火に集約されます。舞台の小千谷の風景と花火も美しい、お勧めの映画です。

2010年9月25日土曜日

はなまる 讃岐うどん

讃岐うどんのチェーン店。しっかりした麺。あっさりした、だし。何より安い。かけ105円+かき揚げ105円、計210円。これは満足度高いですよ。

2010年9月20日月曜日

七福 カレーうどん

最近カレーのお店がよく目につく。富山インターから空港へ向かう道沿いにあり、気になっていたカレーうどんのお店。家族で行ってみた。外からはそういう風に見えなかったのだがチェーン店らしい。店内は冷房がよく効いている。メニューにある、"社長おすすめ"という『牛すじカレーうどん(小ライス付き)』を注文する。基本は鍋焼きスタイルらしい。牛すじが、どうだ!っていう感じで上に乗っかっている。うどんは、ぽそっとした感じ。肝心のカレーだが、ちょっと熟成感がなかったような。最後に残ったつゆをご飯にかけて食べたら普通のカレーライスだった。

浦安の舞

村の鎮守のお祭りがあった。神社の拝殿が老朽化していたため春祭りの後から改修工事が行われていたのだが、秋祭り前に無事完成し、その慶賀祭も併せて行われた。宮司の祝詞の後、近所の小学6年生4人による『浦安の舞』が奉納された。赤い袴の衣装の巫女さんたち。夏休みずっと練習していたのだよね。我々、若い衆?は、お神輿でお祭りを盛り上げました。すでに体が痛い。^^;

2010年9月16日木曜日

コシヒカリぷりん バニラバニラ

バニラバニラの『もっちりコシヒカリぷりん』。”とやまスイーツ10”に認定されているという。稲穂と跳ねるウサギさんが描かれているラベルがかわいい。魚型の容器の『醤油みつ』が付いている。魚容器コレクター(2009年2月3日参照)の僕でなくとも注目度あり。醤油みつには、知っている人は知っている(当たり前か)『穴の谷醤油』を使用しているとのこと。ふたを開け、醤油みつを掛ける。生クリーム?の下につぶつぶ感のあるコシヒカリのミルクプリンがあった。一瞬、おかゆ?と思った。醤油と生クリーム、ミルクとお米。一見ミスマッチのようだが、よくよく思えば、みたらし団子も食材は一緒だな。ネーミングに『コシヒカリ』が入っていることと、魚型容器の『穴の谷醤油のみつ』のアイディアを評価したい。価格は350円。
となりのウサギさんのラベルはノーマルなプリン。味は濃厚。さすがケーキ屋さんの味。

2010年9月15日水曜日

コシヒカリは農家を救うか

今、日本の農家は危機的状況にある。ひとつはコメの価格の低迷。これはコメの消費が減り供給が過剰となっていることによる。さらに、農業者の高齢化。農家の所得が下がり続けて後継者が育たないのだ。このままの状況だと10年後には、本当に日本の農業は壊滅するかもしれない。農山村の荒廃は都市部の危機でもある。『戸別所得補償制度』は農家を救うのだろうか。農産物を販売し、それで職業として成り立つだけの所得を上げるというのが本来の姿だと思うが、そうなるとやっぱり稲作のこの国ではコメなんだろうと思う。最近、コメ粉を活用したパンやうどんなど料理への応用が進んできたようだ。製粉技術も良くなってきているらしい。僕は最近、農家を救うのは『コメ粉』じゃないかと思っている。

2010年9月13日月曜日

ナチュン

久しぶりに漫画を買った。都留泰作:『ナチュン』全6巻。実は最初1巻だけ買って試しに読んでみたのだが、うーむ続きが気になる。ってことで全巻購入。いまだに、脳とか人工知能、神との邂逅なんていうキーワードに惹かれてしまうしまう私だった。1巻の帯には『SF×沖縄=オッサン!?』とある。沖縄が物語の舞台なのだった。ゲンさんというオッサンがいい存在感。作者は富山大学人文学部の准教授だったらしい。画風は本人も意識しておられるようだが大友克洋氏に少し似ているか。青年誌での連載だったせいか男性向けのサービス?的描写も多い。でも、ストーリーは、ごめん。よく分からない。^^;

2010年9月12日日曜日

稲刈り

父と稲刈り。『コンバイン』は稲の刈り取りと脱穀をする農業機械です。操作はもっぱら父。コンバインは近年、巨大になりすぎて乗り慣れないと恐怖なのです。だから僕は軽トラックで籾の運搬。この後、『籾』は乾燥機にかけられ、籾すりをして『玄米』になります。これで、種まきから収穫まで一連の作業が終わりました。でも、ご飯を炊くには、もうひと手間、玄米のぬかを落とす『精米』をする必要がありますよ。マキさんもう少し待っててね。^^;

2010年9月10日金曜日

日韓交流

韓国江北区よりハイキングサークルのご一行が来訪され交流会。ハイキングサークルと聞くとライトな感じだが、実は相当な猛者の集団なのだ。昨日は立山の雄山を登頂し、今日は室堂から美女平まで歩いた!!という。お酒も見事な飲みっぷりで、ビールに韓国の焼酎チャミスルを入れて飲んでいる。同じスタイルを勧められるままに飲み。お互いお酒を注ぎ合いしてたら相当酔ってしまった。^^;我が山岳協会も4年前に韓国を訪問している。北漢山(プッカンサンまたは三角山ともいう)を登山し、交流をさせていただいた。北漢山も立山と同じようにいくつかの山が集まった総称のようである。山全体が一つの岩のような山だったな。あの時はガスがかかっていたけど晴れていたら相当怖い山だったんじゃないかなと思う。機会があれば、また登ってみたい山である。

2010年9月4日土曜日

季節はずれの歓送迎会

職場の関連部署の女性が異動されることとなった。一緒に仕事をしたことはなかったけど、何故か以前から知っているという、ちょっと不思議なバランスの間柄だった。お互い同じ学年の子供がいることも最近思い出した。新しい職場でも活躍されることを祈っています。別れがあれば新たな出会いもあった。我が職場では職員の異動があると、必ずこのような送別、歓迎の会をしっかりと行うことになっている。礼とは大げさかもしれないが、こういう心は大切にしたいと思う。

カップヌードルのコマーシャル。GLAYのファンではないがウケた。^^;
zenちゃんは口パク、CGですよと言っていたが…GLAY/HOWEVERhttp://www.youtube.com/watch?v=ADeZPsRGy0E

2010年9月1日水曜日

稔るほど

頭を垂れる稲穂かな。?最近の猛暑で一気に稔ってきました。来週あたり収穫かな。秋祭りの笛と太鼓の練習も始まって暦の上では秋なんだけど、この暑さすごいな。