「ナニワ金融道」は10年以上も前に読んだきり、未完のような終わり方で、ずっと気になっていた漫画だったのですが、最近、コンビニに「新ナニワ金融道」なる続編が並んでおり、それで、青木氏を思い出したのでした。青木雄二著「僕が最後に言い残したかったこと」を読む。青木氏は漫画家でしたが、97年に漫画家卒業宣言をされ、以後はエッセイなどを書いておられました。この本は、2003年春に末期がんと宣告され、亡くなられるまでの間に書かれたもので、青木氏の遺言と言えるかもしれません。この本はすごいゾ。今日の日本を見事に予言しています。日本は資本主義の国であります。資本主義社会ではお金が人間を動かす。マルクスは資本主義社会の行きつく先を「資本論」の中で説いておられたのですね。マルクス、エンゲルスを読んでみる必要がありそうです。^^;
0 件のコメント:
コメントを投稿