「キルビルVol.1」DVDで観た。黄色のトラックスーツはブルース・リーのパロディなんだろ。くらいの気持ちで見たのが大間違いだった。復讐譚なのだが、主人公(女性)が日本刀を振りまわして、やたらタフなのだ。血しぶきが舞い、手足がちぎれたりする。ちょっと気持ち悪くなるかも。根拠はないがカンフーアクション的なものを想像していたので、これにはやられた。途中アニメのパートもある。日本人のクリエイターが参加しているという。アニメパートも含め全体に昭和な雰囲気が漂っているのはタランティーノ監督が深作欣二監督を尊敬しているからなのか。Vol.1は導入部でVol.2がいよいよ核心のストーリーらしい。元々1本の映画の予定が長さゆえ2本に分けられたのだとか。見終わった直後は、あまりに残酷な映像に続編を見る気持ちになれなかったのだが、エンターテイメントだと割り切った見方をすればこの作品は超一級かもしれない、と思った。
そういえば、復讐譚で思い出したが、韓国のパク・チャヌクという監督がいて復讐3部作というのがある。「復讐者に憐れみを」「オールド・ボーイ」「親切なクムジャさん」。作風が似ているな。どこかでつながっているんだろうか。自分もなんだかんだ言いながら結構血しぶきの出る作品を見てるんだな。^^;
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